利用方法
はじめに
まず、連携マネージャからのご案内をご覧ください。併せて、実施要領もご覧ください。
ご利用(支援)の対象
本事業では、大学等の行う学外者への技術支援として、その内容が研究開発に関わるものである課題を対象としています。
支援の条件
- 支援には利用料が発生します。
- 成果公開にご協力いただきます。利用後にA4 1ページ程度のARIM利用報告書を提出いただきます。
- ヒト由来試料の測定に関してはお受けしておりません。
- 試料の取扱い並びに保管等、支援に際して危険性、社会性等の観点からご利用頂けない場合があります。
詳細については、こちらよりお問い合わせください。
支援形態
協力研究(令和4年10月より共同研究に変更)
研究進行の上での至便性を高めるため一定額を納めていただきその額の1.5倍まで機器の利用が可能となる制度です。複数機器の利用や複数回の利用など研究の進展に従って機器の御利用をいただけるものです。
技術代行
専門知識を持つ技術職員または教員が試料を預かり、事前の打合せに従って計測を行います。
技術補助
一般技術補助と高度技術補助があります。詳細については、お問い合わせください。
機器利用
利用者が自ら本学の設備・装置を操作し、計測を行います。基本的にデータの解析や学術的な議論は利用者が独自に行います。機器利用が可能な装置は共用装置一覧に記載されています。なお、利用講習を受けていただく必要があります(有料)。
技術相談
ご利用申請をお引き受けする可否を判断するための利用相談ではなく、さらに技術的観点からの情報提供やNAISTでの研究実績等に基づ知見の提供に関して、技術相談として別途料金を請求させていただきます。
利用・申込要領
支援期間
各年4月1日〜次年3月31日まで(年度単位)
利用申請は随時受け付けております。1月から3月につきましては、学内利用頻度が特に高くなる時期のため、状況によりお断りさせていただくことがあります。
若手研究者(35才以下、学生を除く)、および国の競争的資金課題関連の研究については、優先的に対応させて頂きます。
利用資格
国・公・私立大学および国・公立研究所等の研究者、民間企業等に所属する研究者とします。ただし、民間企業等の研究者の場合は所属責任者が、学生(博士課程)は指導教員から申請していただきます。
利用の流れ

- お問い合わせ
- 利用相談
- 利用申請
- 審査
- 支援実施打合せ*
- 装置利用*
- 請求書発行*
- ご精算*
- 成果報告
- A part of this work was conducted in NAIST, supported by ARIM Program of the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology(MEXT), Japan.
- This work was partly supported by ARIM Program of the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology(MEXT), Japan.
- 本研究の一部は、文部科学省マテリアル先端リサーチインフラ事業の支援により、奈良先端科学技術大学院大学で実施された。
まずは、実験・測定が可能かどうか、こちらよりお問い合わせください。
希望される内容が本学で支援可能かどうか打ち合わせをします。状況によりメール、オンライン、対面で行います。また、利用形態を協議、決定します。
利用申請フォームより利用申請をお送りください。利用申請には、利用相談の際にお知らせする「問い合わせID」が必要になります。
利用申請の可否を事務局からお伝えします。
担当の技術職員と直接打ち合せて、支援実施内容と日時を決めていただきます。
計測等を実施します。
担当より請求書を送付いたします。
成果報告書につきましては、様式等が整い次第、お知らせいたします。また、利用者におかれまして行われる論文発表、特許公開等の成果につきましては、ご利用後1年毎にお伺いのメールを差し上げます。特に論文等には謝辞の記載を賜りますよう、ご協力の程よろしくお願いいたします。
【謝辞記載例】
* 協力研究につきましては、原則事前前払いとなります。利用申請書の審査後に、利用相談の内容で請求書を発行いたします。ご精算が完了しましたら、支援実施打ち合わせの後、装置をご利用いただけます。
ARIM利用報告書について
後日掲載いたします。
成果非公開型の支援
成果非公開型の支援もNAISTの独自制度(受託試験制度)として実施しております。詳細はこちらをご覧ください。